
          
            一般目標
            臨床医として広く国民と社会に貢献するために、情熱をもって生涯取り組むことのできるキャリア基盤を形成するとともに,人間性・教養・協調性を涵養し、安心・安全な医療を実践するために必要な知識と技能を修練する。
            行動目標
            
              - 1)Common diseaseの基本的診療ができる
 
              - 2)年齢、性別に関わらず緊急性、重篤性の高い疾患を適切にトリアージできる。
 
              - 3)社会的心理的背景を考慮に入れた診療ができる。
 
              - 4)臨床現場で生じた問題を自ら解決する手法を修得する。
 
              - 5)生涯を通じて学習を継続する。
 
              - 6)医学生や後輩研修医の指導ができる。
 
              - 7)多職種の特徴を理解し、医療チームの一員として行動できる。
 
            
            研修方略
            定められた研修プログラムにそって,2年間の臨床研修を行う。
2年間を通じてのLearning Spot
            
              - 
                1)研修開始時に卒後臨床研修センターがオリエンテーションを実施する。
                内容:研修制度の説明、接遇、安全管理、感染対策等の講義や、静脈ラインの確保や採血などの基本的臨床技能。
               
              - 2)キャリア形成を意識し、選択科目を選び,研修プログラムを作成する。
 
              - 3)全研修期間を通して宿日直を行う。
 
              - 4)CPC(病理検討会;第3火曜日)、研修医レクチャー(1年目の第1・3・5土曜日午後、平日夕方)等、定められた教育プログラムに参加する。
 
              - 
                5)各種委員会に参加する。
                ・感染症対策委員会      (月1回 研修医代表者)
                ・リスクマネージメント委員会(月1回 研修医代表者)
                ・診療情報管理委員会    (月1回 研修医代表者)
                ・病院倫理委員会      (月1回 研修医代表者)
                ・卒後臨床研修運営委員会  (月1回 研修医代表者)
                ・卒後臨床研修管理委員会  (年3回 研修医代表者)
                ・医局会          (月1回 研修医代表者)
               
              - 6)2年目の最後に開催される研修医発表会で症例発表を行う。
 
            
            評価
            
              - 1)自己評価:EPOCを用いて自己評価を行う。
 
              - 
                2)指導医・看護師・医療スタッフ(薬剤師・放射線技師)による評価:各ローテーション終了時にオンライン研修評価システム(EPOC)の研修医評価票、および症例レポート(CPC等)を用いて評価する。
                ・地域医療研修の評価は、EPOCの評価項目を研修先の指導医が評価票用紙に記入する。
                (事務局がEPOCへ代理入力)
                ・医療スタッフ(薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・事務)による評価は、EPOCの評価項目を医療スタッフが評価票用紙に記入する。(事務局がEPOCへ代理入力)
                ※研修評価システム(EPOC)の研修医評価票
               
              - 3)研修医による評価:EPOCを用いて指導医、診療科(指導内容、研修環境)、指導体制(研修内容、人的支援体制、医療の質の向上)を評価する。
 
              -  ★ 1) ~ 3) をもとに、2年目の3月に卒後臨床研修管理委員会で研修修了認定を行う。